２回生科目「こども音楽療育演習」を履修している学生の演習授業に，放課後ディサービス陽だまり及び，生活介護陽だまり（富田林市）の利用者さんと児童の皆さんが，本学に来てくださいました。陽だまりの皆さんとのセッションは４年前から行っており，以前は施設に訪問させていただいておりましたが，昨年度からは本学のアリーナでのセッションを行なっています。
今回は，16名の方とともに，鳴子を用いてダンスしたり，トーンチャイムで演奏するなどの活動を行いました。
学生たちは，障がいのある方と実際に関わって音楽療育を行なうことが今回が初めてで，はじめは表情が硬く緊張していましたが，利用者さんや児童の皆さんがそれぞれの表現で表情豊かに楽しむ姿をとおして，徐々に自然と話しかけたり，楽器でハイタッチをするなど多様な方法での関わりに少し触れることができたようです。
最後には，陽だまりの皆さんが「ツバメ（YOASOBI）」に合わせてダンスと歌唱をご披露くださいました。全身で楽しさを表現する姿を目にし，学生たちには音楽で人とかかわることの無限の可能性に触れさせていただく体験となったものと思われます。