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ちよたんからのお知らせ
2016年07月28日
5月から6月にかけて実施された教育実習・保育実習の報告会が、幼児教育科1・2回生合同で開かれました。
1回生は、初めての幼稚園実習かつ1週間という短い期間ではありましたが、それぞれに印象に残ったことについて、「命の大切さを教える保育」「誉めることの大切さ」「絵本がもたらす力」など共通のテーマごとにグループで話し合った内容を報告しました。「絵本がもたらす力」の発表では、絵本の読み聞かせをしたときに「緊張して子どもたちの反応を見る余裕がなかった」ことや「声の調子に変化を付けて、もっと子どもたちが興味をもてるように絵本を読むべきだった」など反省の報告が行われました。それに対し、2回生から実習経験を踏まえて「絵本はたんに楽しいだけではなく、その絵本を通して何を伝えたいのかを考えることが大切」という1回生へのアドバイスの発言等がなされました。
2回生は、3週間の教育実習については個人報告、10日間の福祉施設実習ではグループ報告を行いました。個人報告においては「子どもの発達をうながす保育が大切」「楽しかった実習で終わるよりも、反省点が多い実習の方が学びが多い」など、保育のねらいをより深く意識した内容でした。グループ報告では、対象者の特性に合わせたかかわり方やそれに対応する保育者養成のあり方、また福祉施設が抱える課題や解決方法についても検討されていました。
2回生は8月から最後の保育実習があり、1回生は11月に保育実習があり、それぞれが次の実習に向けて課題を明確にし、保育者になるという決意を新たにした1日となりました。
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