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ちよたんからのお知らせ
2016年07月15日
「乳幼児理解」の授業では、学生たちが小グループで教科書の決められた範囲をパワーポイントやプリントをつくって授業をしました。この授業では、学生自らが先生となって解説を行うことで、乳幼児に関する基礎理論や問題への理解を深め、専門的な見地から相談・援助を行う方法を習得することを目的としています。
この日は3つの班の発表がありました。学生たちは、エリクソンの発達段階や心理社会的危機、ハヴィガーストの発達課題について取り上げ、それぞれの段階の心理社会的危機や発達課題を乗り越え、次の段階へ発達していくことをわかりやすく説明していました。
こうした段階を経て子どもが成長する過程について、子どもは何もできない存在で大人が守り援助していかなくてはならないという考え方と、援助を含めた大人との関わりが発達を促すという考え方があります。発表の中で学生たちは、現在の保育指針ではそうした受け身の発達ではなく、子どもの自発性・能動性を理解して保育者として働きかけていくことが大切になっていること、子どもは多くの関係性の中で発達する存在で、そこでは大人や保育者の成長も大事な要素になっていくことを強調していました。
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