
2010/05/15
関西国際空港JAL
職場取材型授業
5/15 観光コースの1回生と2回生の学生が「職場取材型授業」として関西国際空港にお邪魔しました。平服姿の学生とスーツ姿の学生が混じっていますが、平服が1回生、スーツが2回生です。2回生は就職活動中ということもあり、「外部の方と会うときはフォーマルな服装で」ということに慣れておくことも大切ですね。
今回は、JAL日本航空さんの協力で、通常、一般人は立ち入ることができないエリアにまでご案内いただき、一機が着陸してから次の便として離陸するまでの間に、どのような職種の人がどのように関わっているのか、その現場を見せていただきながら説明を受けました。
タイヤ、エンジンなどをチェックする人、機内を清掃する人、貨物を積み込む人、などなど…。着陸してから次の離陸までの約60分のうち、約30分でそれらの整備をすべて済ませるプロの仕事ぶりを目の当たりにすることができました。
「この一機を飛ばすために、何人くらいの人が関わっているんですか?」の質問に、JAL広報担当の草野さんは、「今この目の前で整備している人たちだけでなく、気象状況をチェックする人や、飛行データを入力する人、搭乗手続きに関わる人や、お客様の荷物を管理する人など、関空で働いているJAL社員のほぼ全員が何らかの形で関わっていると考えていいと思います」と教えて下さいました。
一人ひとりが、個々の仕事に責任を持つことで、一機の飛行機を飛ばすことができる…。どの業界でも当たり前のことなのかもしれないけれど、その事実に改めて関心させられました。
学生たちは、見学中にはデジカメを片手に記録しながらメモをとり、後の質疑応答では、全員が1つずつ草野さんに質問をしました。
「サービス業でもあるがインフラでもあるこの業界の仕事に携われることに誇りを持っています」
「お客様から直接『ありがとう』と言ってもらえる瞬間が一番うれしい」
「毎日乗ってもらえるような電車やバスとは違い、『宣伝』をすれば乗ってくれるというものでもありません。『未来のJALファン』を作るぞという気持ちで、小学校に行って紙ヒコーキ作りを通して触れ合うなどの努力もしています」
学生たちの質問に丁寧に答えてくださる草野さんの言葉には、参考になることがたくさんあったようで、学生たちはうなづきながら必死でメモを取っていました。
このような職場取材型の授業への対応はめったにないそうで、今回、特別に対応していただけたのは、毎日新聞社編集局社会部の酒井雅浩さんのおかげです。「空港物語」という連載をもう30回以上も続けておられ、3年間、関西国際空港とかかわりを持ってこられた方で、酒井さんからJALにつないでいただいたことで、今回の貴重な授業が実現しました。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。酒井さん、草野さん、ありがとうございました!