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介護福祉コースで実習報告会が行われました。介護福祉コースでは、実習報告の際はスーツ着用と決められています。日ごろフランクに話す友人や後輩を前にして報告を行うわけですが、このときだけは報告者として、あるいは報告を聞かせてもらう立場として、「改まった」言葉と振る舞いが求められます。
学生たちは緊張した面持ちで、自分が実習で学んできたことや感じたこと、反省などをレポートにまとめて報告し、友人からの質問攻めに合います。
親しい仲間同士の間での、敬語、謙譲語、尊敬語でのやり取りになるので、質問をする方もされる方も、それなりの緊張感溢れる報告会となります。
「施設職員さんに、『何をすればいいですか?』と質問するのではなく、『○○のようにしたいと考えていますがいかがでしょうか?』と、自分から何をすべきかを考えて指示を仰ぐことが大切」と報告した学生がいたことが印象的でした。
介護の技術を習得するだけでなく、社会でいかに「プロ」として働くかということについてもしっかり考えていました。
入学支援課 (さ)
総合コミュニケーション学科 ビジネス情報コースの学生たちが「企画実務論」の授業で取り組んだ、新しい手作りパンとサラダメニューが、学内コンビニと学食で昨日から販売されています。
なかなか好評のようで昨日も売り切れだとか…?今日も、撮影に行ったときにはもう半分以上売れてしまっていました。
見栄えがよく、味がおいしくなくてはいけないことはもちろん、食べやすさや栄養価、利益率などについても考える必要があり、学生には難しい課題も含まれていたようですが、大学生協の職員さんからアドバイスをいただき、いい商品に仕上がっていました。
7/20(金)まで日替わりでオリジナルパンとサラダメニューが販売されます。
入学支援課 (さ)
学生たちは就職活動の真っ只中。幼稚園や保育園などに就職する専門職の中にも、ちらほらと「内定もらったぁ!」という声を聞くようになってきました。
今日は、保育職に内定した男子学生ふたりを紹介します。和歌山市出身の西岡志朗くん(和歌山県立和歌山北高校出身)と和歌山県西牟婁郡上富田町出身の松本友希くん(和歌山県立熊野高校出身)です。ふたりとも大学の提携マンション「トレスラマ」でひとり暮らしをしています。彼らは、地元ではなく大阪で働くことを希望していたのですが、先日、社会福祉法人 あおば福祉会(堺市)から就職の内々定をもらい、保育士として勤務することになりました。
二人は、男性保育者を目指す後輩たちへのエールと、自身の目指す保育者像を話してくれました。
松本くんは、「目の前にあることを避けて通らず、これくらいでいいかって妥協するんじゃなくて、いろんなことに挑戦することが大切やと思います。子どもからも親からも信頼される笑顔を絶やさない保育者になってみせます!」
西岡君は、「体育にしても音楽にしても、男性にしかできない力強い保育というものがあると思います。男性の特性を大切にしながら、子どもたちが一緒にいて安心できる保育者になれるようがんばります!」
専門職への就職活動はこれからが本番です。がんばれ2回生!
入学支援課 (さ)
7/7 第21回『保護者懇談会』が開かれました。年に一度、保護者と教職員が一堂に会し、学生たちの学び、わが子の成長について一緒に考える会で、本年度で21年目になります。これほど長く取り組めている大学は少なく、保護者の皆様方のご理解とご協力により、実りのある集いとして継続できています。
当日未明まで大雨洪水警報が出ており、一部の鉄道が不通・延着になる中、たくさんの保護者のみなさんが来学下さいました。
保護者のみなさんと教職員が立食形式で昼食を取りながらの歓談の時間、元和歌山大学教授、「上方芸能」誌発行人の木津川計先生による「現代の若者の気質とその生き方に望む」と題した講演、進路・就職支援課からの「就職に求められる力」についての報告、学科・コース別のグループ懇談会、そしてゼミ担当者との個人懇談会と、今年も盛りだくさんの会となりました。
保護者懇談会にご参加下さったみなさん、ありがとうございました。今後とも、より一層保護者と大学が手を取り合って、学生がいきいきと成長できる教育活動を展開していけるよう、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
その他の写真は Photo Album で!
入学支援課 (さ)
「子どもの成長・発達を促進する手作りのおもちゃ作り」について学んでいる 幼児教育科の竹内ゼミでは、泉南郡熊取町にある社会福祉法人アトム福祉会から依頼を受け、2012年4月に開園した「つばさ共同保育園」の「看板作り」に取り組んできました。
これまでも、園庭に置くベンチや遊具などを作って近隣の幼稚園や保育所にプレゼントしてきましたが、園の看板の作成を依頼されたことは初めてです。
見栄えの悪いものや日光・風雨などで簡単に壊れるようなものを寄附することはできません。これまで細かい文字を糸のこぎりで切り出す技術までは身につけていなかった学生たちは、最初、何本もの歯を折りながら徐々に上達し、何とか期待にお応えすることのできる看板を作り上げることができました。
先日、つばさ共同保育園にお持ちし、大変喜んでいただきました。近日中に工務店さんが外壁に取り付けてくれることになっています。
ゼミ担当 竹内
日本私立短期大学協会発行の機関誌「短期大学教育」第68号の「短大生のリアルキャンパスライフ」に本学幼児教育科2回生の松本友希くんが紹介されました。
幼児教育科の2回生の幼稚園実習先の一つ、和歌山県の「かつらぎ町立渋田幼稚園」。歴史的な町並みの中にあるこの小さな幼稚園の今年度の園児数は4名。けれどとても元気のいい園児さんたちで、10人くらいいるのでは?と思わせるようなにぎやかさでした。
ちょうどエプロンシアターとペープサートを園児に披露する実践が行われていました。人数が少ないだけに、うまく演じられるかどうかにより反応はシビアになります。学生たちは緊張のあまり少し早口になってしまう場面もありましたが、しっかりと園児たちの興味をひきつけられていました。
入学支援課 (さ)
学内で「焼きたてパン」を販売している大学生協の購買部にご協力いただき、ビジネス情報コースの「企画実務論」の授業で、新しいパンの開発・企画のプレゼンテーションをしました。
家で自分が食べる分については、好きな具材を好きなパンにはさんで食べればいいのでしょうが、実際に商品として販売するとなると、
・持ちやすく食べやすい形状で作れるか
・見た目もよく安定して作れるか
・販売したいと価格に対し原価は適切な金額に抑えられるか
など、さまざまな側面から考える必要があり、商品開発の難しさを実感していました。
今回学生たちが考えたパンは、大学生協の職員さんからのアドバイスを参考に、分量などの調整を加えた上で、7月から大学生協のの購買部で販売されます。
学生たちは新しいパンの開発だけでなく、パンを売るためのPOPも作り、販売期間中どのパンが一番売れたか競い合うことで、ビジネスの楽しさや厳しさの一端に触れることになります。
入学支援課 (さ)
介護福祉コース2回生の実習先の一つ、社会福祉法人 滋恵園福祉会 介護老人保健施設「あかしあ」。地元河内長野市の有名な施設で、以前から学生たちが実習でお世話になっています。
今回この施設でお世話になっているのは和泉市在住の笹井さん。彼女は1回生の実習時、やるべきことを短時間で判断、処理することがなかなかできず、何度も悔し涙を流し落ち込んでいました。
ところが今回は、「利用者さんが何を言いたいのかがちょっと分かるようになった気がします。相手の気持ちを少し考えられるようになったかな? まだまだ職員さんの手際よさにはかなわないけれど、利用者さんとコミュニケーションをとることが楽しくなってきたし、何よりも今回は私一度も泣いてないんです!」とイキイキと話してくれました。
入学支援課 (さ)