学科・コース
幼児教育科 神田ゼミ1回生が堺市北区の新金岡センター保育園に見学に行ってきました。
たまたまお誕生会が開かれていて、満1歳から6歳になった子どもたちの「ぼくたち、私たちこれができるよ!」と誇りに満ちた姿や、5歳児クラスの身振り表現などをみせてもらいました。
学生たちは、
「1年違うだけであんなにできることが違うんやぁ」
「言葉の少ない乳児とはどんな風に交流したらいいんやろう…」
「トイレひとつについても、子どもにとってどんなふうに作ったらよいのか考え抜かれててビックリした!」
など、新たな発見や問題意識をもち、
「こんなすてきな保育者にぜひなりたい!」
「短大での勉強や実習をがんばりたい!」
と、入学早々意欲を高めるよい機会になりました。
神田ゼミ
ものがたり観光コースでは、観光の華やかな部分ばかりではなく、より根源的なところに注目した学び、を大切にしています。
そこで、5/25(水)は関西国際空港に向かい、物流エリアの見学をさせていただきました。しかも今年、「観光の第一期生」が、ニッポンの物流・航空貨物を担うこの会社に就職し、生き生きと働いています。
関空の国際線フロア。見慣れた光景です。ここでは旅立とうとする旅行者が行きかい、CAやパイロットの姿も頻繁に見られ、華やか!しかし、今日の見学はここがメインではありません。
普通の人はまったくご存じないでしょうが、ここが物流エリアです。旅行者が目に触れることも、立ち入ることもない場所ですが、活気にあふれています。担当者から、航空貨物の「仕組み」を説明してもらっています。
見学させていただいた後、「君たちの先輩はシッカリ働いていますよ」と、様々なレクチャーを受けました。普段の授業にはない真剣なまなざしでレクを受けています。さて、今年は!?
ゼミ担当 李
5/25 山本敏ゼミ、広川ゼミ、江畠ゼミの3ゼミ合同で、わらび座の浪速亜希子さんをお迎えし花笠音頭をご指導いただきました。
3ゼミ総勢40人余の学生たちは、前の週から昼休みを利用して”花笠”を作り当日を迎えました。踊りの一つ一つの振りの意味が米づくりに由来していることを教えていただきました。実技の特訓を重ねる中で、花笠の回し方もようやくなめらかになり、なんとか型を覚えたのは、お昼前…。生協特製ランチをいただいた後、ゼミごとに競って仕上げにかかり、お互いの踊りを発表しあいました。
花笠音頭は保育現場でもよく登場します。私たちから子どもたちに手渡す文化であり、わたしたち保育者の財産でもあります。花笠音頭の発祥の地、山形が震災から復興して米作りが再開されることを祈って、さらに練習を重ねたいと思います。
ゼミ担当 広川
当日の様子は Photo Album で♪
5/25 寄ゼミと山本(け)ゼミの合同で、「学内Live in 千代田」を行いました。
大学にプロアーティストに来てもらい学内でミニLive!午前中は、アーティストと一緒に演奏させてもらうための”手作り楽器”を製作しました。未来の保育者らしくダンボールや空き箱などを利用し、それぞれ個性豊かな太鼓やマラカスなどを作りました。結成してまだ間もなく、お互いにしゃべったことのないゼミ仲間とも、みんなでわいわい言いながら少しずつ距離が近づいていったようです。
昼食後にお待ちかねのLive! 若きアーティスト QUA と Bisco maruono の二人の演奏に、はじめはどう乗っていいか戸惑いながらも14曲+アンコール曲を終えた時には、大きな拍手で称えていました。ラテン音楽の曲では手作り楽器やコーラスで参加させてもらい、とても楽しいひとときでした。
「とっても素敵でした!」「あんな風に人を感動させられるようになりたい!」などの感想があり、学生たちはそれぞれに心に感じたものがあったようで嬉しくなりました。将来は、”感動を発信できる保育者”として育っていってくれることと思います。
ゼミ担当 寄・山本
5/25 総合コミュニケーション学科ビジネス情報コースの高増ゼミと井上ゼミが合同で、交流を兼ねて大阪城方面に校外ゼミに出かけてきました。
大阪歴史博物館では奈良時代難波宮大極殿の原寸大の復元展示に始まって水都大阪めぐり、精巧に作られた展示物に感心し、大阪の歴史に触れ、日ごろの授業では学べないことに触れることができました。10階から見る大阪城公園や大極殿跡が見える難波宮跡公園の全景は素晴らしいものでした。
午後は大阪城公園を散策、案内ボランティアの方の大阪城にまつわるエピソードを聞きながら楽しい時間を過ごしました。特に大阪城が爆弾を受けて石垣がゆがんだ所や崩れそうになった所、また淀殿と秀頼自害の地などの案内に感銘を受けました。
良すぎるくらい天気がよかったこともあり、午後4時の解散時刻の頃には、学生たちは少し疲れた様子でしたが、日ごろの緊張感から開放されお互いに打ち解けることができたようで、いい交流の機会になりました。
ゼミ担当 井上
総合コミュニケーション学科ものがたり観光コースは、毎年恒例「ちよだ南光亭」を11/5(土)に開催します。今年は地元・河内長野市ラブリーホールが会場ということで、同市産業振興部の橋本さん、商工観光課の森井さんに本学までご足労いただき、様々な角度から直接アドバイスをいただきました。
学生たちは、真剣に聞き耳を立てメモを取り、「一所懸命がんばります!」と落語会成功に向け、決意も新たにスタートを切りました。
今後、プレスリリースやチケット販売、会場設営や当日の運営等々、米朝事務所のサポートも得て、学生の手で企画を進めてまいります。6月末頃には、このHP上で詳細案内をお届けできると思います。ご期待ください。
ものがたり観光コース 李
本学幼児教育科では、毎年GW明けに”新入生交流合宿”を行っています。今年は5月7日~8日に、岸和田市にある「大阪府立少年自然の家」で、1泊2日の合宿を開催しました。
1日目の午前中の活動は、クラス対抗のレクリエーション活動です。幼児体育の要素を取り入れたこのレクリエーション活動では、楽しい準備体操をはじめ、大縄跳びやホップサック、貨物列車などで大いに盛り上がり、仲間と交流しながらクラスの団結力が高まるような活動になりました。約1時間の活動でしたが、さわやかな汗をかいたのではないでしょうか。
1日目の午後から2日目の午前中にかけて、民話を題材にした大型絵本作りにクラスで協力して取り組みました。今回の絵本のテーマは、『さんまいのおふだ』です。大型絵本作りは、3つのグループに分かれて取り組みます。絵を描くグループ、絵本の内容を話す「語り」のグループ、内容に合わせて効果音などをつける音楽グループです。
絵を描くグループは、大きなダンボールに和紙を貼り付け、その上に、墨汁や絵の具を使って、民話の雰囲気が伝わるように注意しながら描いていきます。語りのグループは、絵本のそれぞれの登場人物の特徴が出るように工夫しながら練習していきます。音楽グループは、場面の雰囲気を音で表現するように、キーボードや特殊な楽器を使って試行錯誤していきます。
2日目の最後には、『さんまいのおふだ』の大型絵本の発表会をクラスごとに行いました。この合宿で、仲間と一緒にひとつのものに取り組むというという共同作業を通して新しい仲間をつくり、また保育者に必要な表現活動の重要性を学び、その技を高める取り組みを体験しました。
当日のその他の写真はPhotoAlbumのページでご覧下さい
幼児教育科 森
本学の授業は9:20からはじまります。私が出勤するのは毎朝8:30。防音設備が万全のピアノレッスン室から、なぜかこの時間だけ毎朝必ずピアノの音が聞こえます。技術的には決して高くはないかもしれないけれど、
「優れた保育者になることをめざしてがんばってるんやなぁ~」
という演奏や、
「幼稚園の先生になるための練習としてはそんだけ上手に弾けたらもう十分やろう!?」
というくらい高い技術の演奏…。そんないくつかの「ピアノの音」が聞こえます。今日は、誰が弾いているのかを知りたくてピアノレッスン室を覗きに行ってみました。
3才の頃からピアノを習っていて、もう十分な実力がついている学生は、「家に帰ったら疲れて寝てしまうから、毎朝8時に来て練習してるんです」と話してくれました。
幼児教育の道に進むことを決め、入学する直前からピアノの練習を始めたという別の学生は、隣から聞こる上手な演奏を聞き、「あんな風に弾けるようになりたいなぁ~」と言ってがんばっていました。確かに、小さな頃からピアノを習っている人のようには弾けないですが、1年ちょっとで、保育者として求められる演奏技術まであともう一息というところまで弾けるようになった学生を頼もしく思いました。
早くから来てピアノ練習をしている学生たちと話している間にも、次々と学生が楽譜をもって来室し、10部屋のピアノレッスン室は満室になりました。隣の教室に電子ピアノがたくさんあるのですが、やはり、「ホンモノ」のピアノが先に取り合いになるようです。
防音設備が完璧のピアノレッスン室から、朝だけピアノの音が聞こえてる理由も分かりました! まだ授業が始まっていないこの時間だけ、窓を開け、新鮮な空気を入れて練習しているからでした。
「最近の若いもんは!!」という言葉は否定的に使われることが多いようですが、未来の保育者をめざしてがんばる学生たちを見ていると、「最近の若いもんもなかなかやるやん!」と思える朝の風景でした。
入学支援課 (さ)
ビジネス情報コースでは、毎年、多くの分野でご活躍されている経営者の方をお招きし、学生たちに「ビジネス」の基本から経営のノウハウ、さらには生き方に至るまで、さまざまな角度からご指導をいただいています。
今回は、ケーキハウスリバージュの苅田里美社長が、現代ビジネス論の特別講師としてお越し下さいました。
家族や同僚への感謝の気持ちがコミュニケーション能力の基礎となることや、”あいさつと笑顔”が社会人としての最大の武器になるというお話など、多岐に渡る内容でした。
「今、隣に座っている人のいいところを3つ探して褒めてみる」ということをお互いにしてみて、普段、自分では気づいてなかった新しい「いいところ」を発見したり、「これが私の一番の笑顔!」と思える顔で隣の人の目を10秒間見つめると、必ず相手も笑顔になってしまうという実験を通し、自分から笑顔でコミュニケーションをとることの大切さを教えてくださるなど、とても興味深く楽しい授業でした。
苅田さんは”あいさつと笑顔”のくだりで、こんなことを話して下さいました。
「今日、この大学に来て、玄関から4階のこの教室に来るまでにたくさんの学生さんとすれ違いましたが、ほぼすべてと言っていいくらい、ほとんどの学生さんたちが『こんにちは!』と笑顔であいさつをしてくれました。とても気持ちよかったです」
本学のオープンキャンパスに来てくれる高校生も、必ずと言っていいほど、毎年、
「あいさつが気持ちのいい大学」
「明るくて元気な学生が多い大学」
という評価をしてくれます。この大学の貴重な財産です。
2回生の就職活動が始まっています。社会人の最大の武器である”あいさつと笑顔”を大切にがんばりましょう!
入学支援課 (さ)
介護福祉コースの授業、「介護総合演習」の授業にお邪魔してきました。
今日の演習内容は、「おむつの交換」。ひとりが被介護者の役になり、ジャージの上から成人用おむつを着用し、それを介護役の学生が交換するというものです。
体が大きな成人のおむつの交換をするには、赤ちゃんのおむつを交換するのとは別の技術が必要になります。力ずくで体を持ち上げて交換することもできるでしょうが、それでは介護者の体力がもちませんし、何よりも、被介護者も痛くてたまりません。介護する側もされる側も、最小の力と最適な方法で対応できるよう技術を学ぶことが必要です。
この授業を見学していて、もうひとつ大切なことがあることに気づきました。それは、「被介護者の気持ちを知る」ということです。学生たちは、「ズボンの上からであっても、おむつをしているのは結構恥ずかしい」と言っていました。お年寄りの被介護者の方も、介護スタッフにおむつの交換をしてもらうのはきっと恥ずかしいはず…。また、ただ恥ずかしいだけでなく、自分の力でトイレで用を足すことが難しくなったことに、悔しいという気持ちをもつのは自然なこと…。
そんな、恥ずかしい、あるいは悔しいという気持ちを理解し、どう接することが大切なのかを考える場としての授業になっていました。
「技術」は大切。それと同じくらい、介護される人を思いやる気持ちが大切なんですね。
入学支援課 (さ)