幼児教育科

幼児教育科 神田ゼミ1回生が堺市北区の新金岡センター保育園に見学に行ってきました。

神田ゼミ 1回生

たまたまお誕生会が開かれていて、満1歳から6歳になった子どもたちの「ぼくたち、私たちこれができるよ!」と誇りに満ちた姿や、5歳児クラスの身振り表現などをみせてもらいました。

学生たちは、

「1年違うだけであんなにできることが違うんやぁ」
「言葉の少ない乳児とはどんな風に交流したらいいんやろう…」
「トイレひとつについても、子どもにとってどんなふうに作ったらよいのか考え抜かれててビックリした!」

など、新たな発見や問題意識をもち、

「こんなすてきな保育者にぜひなりたい!」
「短大での勉強や実習をがんばりたい!」

と、入学早々意欲を高めるよい機会になりました。

 

神田ゼミ

 

わらび座 浪速亜希子さんと

5/25 山本敏ゼミ、広川ゼミ、江畠ゼミの3ゼミ合同で、わらび座の浪速亜希子さんをお迎えし花笠音頭をご指導いただきました。

3ゼミ総勢40人余の学生たちは、前の週から昼休みを利用して”花笠”を作り当日を迎えました。踊りの一つ一つの振りの意味が米づくりに由来していることを教えていただきました。実技の特訓を重ねる中で、花笠の回し方もようやくなめらかになり、なんとか型を覚えたのは、お昼前…。生協特製ランチをいただいた後、ゼミごとに競って仕上げにかかり、お互いの踊りを発表しあいました。

花笠音頭は保育現場でもよく登場します。私たちから子どもたちに手渡す文化であり、わたしたち保育者の財産でもあります。花笠音頭の発祥の地、山形が震災から復興して米作りが再開されることを祈って、さらに練習を重ねたいと思います。

ゼミ担当 広川

当日の様子は Photo Album で♪

 

 

 

学内Live in 千代田

5/25 寄ゼミと山本(け)ゼミの合同で、「学内Live in 千代田」を行いました。

山本(け)ゼミ

大学にプロアーティストに来てもらい学内でミニLive!午前中は、アーティストと一緒に演奏させてもらうための”手作り楽器”を製作しました。未来の保育者らしくダンボールや空き箱などを利用し、それぞれ個性豊かな太鼓やマラカスなどを作りました。結成してまだ間もなく、お互いにしゃべったことのないゼミ仲間とも、みんなでわいわい言いながら少しずつ距離が近づいていったようです。

寄ゼミ

昼食後にお待ちかねのLive! 若きアーティスト QUA と Bisco maruono の二人の演奏に、はじめはどう乗っていいか戸惑いながらも14曲+アンコール曲を終えた時には、大きな拍手で称えていました。ラテン音楽の曲では手作り楽器やコーラスで参加させてもらい、とても楽しいひとときでした。

「とっても素敵でした!」「あんな風に人を感動させられるようになりたい!」などの感想があり、学生たちはそれぞれに心に感じたものがあったようで嬉しくなりました。将来は、”感動を発信できる保育者”として育っていってくれることと思います。

ゼミ担当 寄・山本

大阪府青少年自然の家

大阪府立少年自然の家に到着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本学幼児教育科では、毎年GW明けに”新入生交流合宿”を行っています。今年は5月7日~8日に、岸和田市にある「大阪府立少年自然の家」で、1泊2日の合宿を開催しました。

レクリエーションで交流

1日目の午前中の活動は、クラス対抗のレクリエーション活動です。幼児体育の要素を取り入れたこのレクリエーション活動では、楽しい準備体操をはじめ、大縄跳びやホップサック、貨物列車などで大いに盛り上がり、仲間と交流しながらクラスの団結力が高まるような活動になりました。約1時間の活動でしたが、さわやかな汗をかいたのではないでしょうか。

 

1日目の午後から2日目の午前中にかけて、民話を題材にした大型絵本作りにクラスで協力して取り組みました。今回の絵本のテーマは、『さんまいのおふだ』です。大型絵本作りは、3つのグループに分かれて取り組みます。絵を描くグループ、絵本の内容を話す「語り」のグループ、内容に合わせて効果音などをつける音楽グループです。

大型絵本つくり

 

絵を描くグループは、大きなダンボールに和紙を貼り付け、その上に、墨汁や絵の具を使って、民話の雰囲気が伝わるように注意しながら描いていきます。語りのグループは、絵本のそれぞれの登場人物の特徴が出るように工夫しながら練習していきます。音楽グループは、場面の雰囲気を音で表現するように、キーボードや特殊な楽器を使って試行錯誤していきます。

 

音楽担当グループ

2日目の最後には、『さんまいのおふだ』の大型絵本の発表会をクラスごとに行いました。この合宿で、仲間と一緒にひとつのものに取り組むというという共同作業を通して新しい仲間をつくり、また保育者に必要な表現活動の重要性を学び、その技を高める取り組みを体験しました。

グループごとに発表

 

 

 

当日のその他の写真はPhotoAlbumのページでご覧下さい

幼児教育科 森

中庭の朝の風景

 本学の授業は9:20からはじまります。私が出勤するのは毎朝8:30。防音設備が万全のピアノレッスン室から、なぜかこの時間だけ毎朝必ずピアノの音が聞こえます。技術的には決して高くはないかもしれないけれど、

「優れた保育者になることをめざしてがんばってるんやなぁ~」

という演奏や、

「幼稚園の先生になるための練習としてはそんだけ上手に弾けたらもう十分やろう!?」

ピアノ暦16年!

というくらい高い技術の演奏…。そんないくつかの「ピアノの音」が聞こえます。今日は、誰が弾いているのかを知りたくてピアノレッスン室を覗きに行ってみました。

3才の頃からピアノを習っていて、もう十分な実力がついている学生は、「家に帰ったら疲れて寝てしまうから、毎朝8時に来て練習してるんです」と話してくれました。

ピアノをはじめてまだ1年!

幼児教育の道に進むことを決め、入学する直前からピアノの練習を始めたという別の学生は、隣から聞こる上手な演奏を聞き、「あんな風に弾けるようになりたいなぁ~」と言ってがんばっていました。確かに、小さな頃からピアノを習っている人のようには弾けないですが、1年ちょっとで、保育者として求められる演奏技術まであともう一息というところまで弾けるようになった学生を頼もしく思いました。

今年入学したピアノ初心者の1回生

早くから来てピアノ練習をしている学生たちと話している間にも、次々と学生が楽譜をもって来室し、10部屋のピアノレッスン室は満室になりました。隣の教室に電子ピアノがたくさんあるのですが、やはり、「ホンモノ」のピアノが先に取り合いになるようです。

防音設備が完璧のピアノレッスン室から、朝だけピアノの音が聞こえてる理由も分かりました! まだ授業が始まっていないこの時間だけ、窓を開け、新鮮な空気を入れて練習しているからでした。

次から次へと…

「最近の若いもんは!!」という言葉は否定的に使われることが多いようですが、未来の保育者をめざしてがんばる学生たちを見ていると、「最近の若いもんもなかなかやるやん!」と思える朝の風景でした。

入学支援課 (さ)

音楽フェスティバルから10日が経ちました。あの日、舞台の上で輝いていた”女優”たちも、今はフツーの学生に戻り、忙しい毎日を送っています。

4/12、放課後の食堂で、「おつかれさま会」が開かれました。

 


決して豪華ではないかもしれないけれど、先生たちのポケットマネーで振舞ってくれたカラアゲ&ポテト&シュークリームはご馳走でした!

ペットボトルのお茶で乾杯し、歌、踊り、照明などの裏方と、それぞれのチームから代表者ひとりがあの日の感想を一言ずつ話しました。
撮影隊として活躍した、総合コミュニケーション学科の学生たちも招かれ、カメラのレンズ越しに感動しながら撮影していたことなどを、裏話も聞かせてくれました。

音楽フェスティバルには、学外からもお客様が多数来られました。多くのみなさんが感想を書いて下さいましたが、この日のおつかれさま会で、いくつか紹介されました。その中のひとつに、ある学生が小学校時代にとてもお世話になった先生が書いて下さった感想がありました。とてもステキな感想でしたのでここでも紹介させていただきます。

 

たくさんの元気をもらい、とてもいい時間を過ごせました。 

何よりも良かったと感じたのは、ひとつひとつの技術力だけでなく、みんながまとまってひとつになって一生懸命になっていた姿です。
自分の出番でなくても、声や拍手で盛り上げようとする姿に涙がこぼれてきました。

千代田短大は規模の大きな大学ではありませんが、小さいからこその良さを、思う存分感じることができました。ありがとうございました。

はるかへ

いい学校に入ったね。いい友達作ったね。うれしいです。先生も負けずにがんばります。

 

この先生が見に来て下さっていたことを、”はるかさん”はこの日まで知らなかったそうで、この感想が紹介されたあと、うれしくて泣いてしまいました!(写真参照)←周囲のみんなもちょっと感動♪

音楽フェスティバルは、「表現力」だけでなく、学生たちの心に響く「もうひとつの何か」を残してくれたようです。これからも、大切にしていきたい取り組みです。

入学支援課(さ)

 

当日の写真はコチラ

 

4月2日 2011年度 音楽フェスティバルが今年も開催されました。

20110402 音楽フェスティバル集合写真

幼児教育科の学生たちが、表現力を身につけるための活動の一環として取り組むもので、
毎年12月に行われる「表現活動の総合研究」の劇発表と並び、
本学幼児教育科の二大行事のひとつです。

 

最初は、もじもじして大きな声が出せなかった学生、
一生懸命台詞を言うものの、どうしても棒読みになってしまう学生、
それに、自分のパートを間違えずに演奏することが精一杯で、
周りの音にまで気を回すことができなかった学生たちも、
本番当日は、とてもステキな笑顔で、
そして堂々と役を演じきり、未熟ながらも一生懸命演奏し、
充実感を味わえたようでした。

 

「やったことがないから できっこない!?」

「やったことがないから できるようになりたい!」

 

”ちよ短”の音楽フェスティバルを通して成長感を味わうことができた学生は、
このふたつの違いを体で感じることができたに違いないと思います!

 

未来の保育者として、一歩成長した学生たちに、
心から拍手を送ります!

 

入学支援課 (さ)

当日の写真はこちら