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リバージュの苅田社長

ビジネス情報コースでは、毎年、多くの分野でご活躍されている経営者の方をお招きし、学生たちに「ビジネス」の基本から経営のノウハウ、さらには生き方に至るまで、さまざまな角度からご指導をいただいています。

今回は、ケーキハウスリバージュの苅田里美社長が、現代ビジネス論の特別講師としてお越し下さいました。

家族や同僚への感謝の気持ちがコミュニケーション能力の基礎となることや、”あいさつと笑顔”が社会人としての最大の武器になるというお話など、多岐に渡る内容でした。

「今、隣に座っている人のいいところを3つ探して褒めてみる」ということをお互いにしてみて、普段、自分では気づいてなかった新しい「いいところ」を発見したり、「これが私の一番の笑顔!」と思える顔で隣の人の目を10秒間見つめると、必ず相手も笑顔になってしまうという実験を通し、自分から笑顔でコミュニケーションをとることの大切さを教えてくださるなど、とても興味深く楽しい授業でした。

苅田さんは”あいさつと笑顔”のくだりで、こんなことを話して下さいました。

「今日、この大学に来て、玄関から4階のこの教室に来るまでにたくさんの学生さんとすれ違いましたが、ほぼすべてと言っていいくらい、ほとんどの学生さんたちが『こんにちは!』と笑顔であいさつをしてくれました。とても気持ちよかったです」

本学のオープンキャンパスに来てくれる高校生も、必ずと言っていいほど、毎年、

「あいさつが気持ちのいい大学」
「明るくて元気な学生が多い大学」

という評価をしてくれます。この大学の貴重な財産です。

2回生の就職活動が始まっています。社会人の最大の武器である”あいさつと笑顔”を大切にがんばりましょう!

 

入学支援課 (さ)

介護総合演習 おむつ交換

 介護福祉コースの授業、「介護総合演習」の授業にお邪魔してきました。

被介護者役は自分の力で動いてしまわないよう腕を固定します

 今日の演習内容は、「おむつの交換」。ひとりが被介護者の役になり、ジャージの上から成人用おむつを着用し、それを介護役の学生が交換するというものです。

 体が大きな成人のおむつの交換をするには、赤ちゃんのおむつを交換するのとは別の技術が必要になります。力ずくで体を持ち上げて交換することもできるでしょうが、それでは介護者の体力がもちませんし、何よりも、被介護者も痛くてたまりません。介護する側もされる側も、最小の力と最適な方法で対応できるよう技術を学ぶことが必要です。

赤ちゃんと違って難しい…?

 この授業を見学していて、もうひとつ大切なことがあることに気づきました。それは、「被介護者の気持ちを知る」ということです。学生たちは、「ズボンの上からであっても、おむつをしているのは結構恥ずかしい」と言っていました。お年寄りの被介護者の方も、介護スタッフにおむつの交換をしてもらうのはきっと恥ずかしいはず…。また、ただ恥ずかしいだけでなく、自分の力でトイレで用を足すことが難しくなったことに、悔しいという気持ちをもつのは自然なこと…。

 そんな、恥ずかしい、あるいは悔しいという気持ちを理解し、どう接することが大切なのかを考える場としての授業になっていました。

 「技術」は大切。それと同じくらい、介護される人を思いやる気持ちが大切なんですね。

入学支援課 (さ)

 

 介護福祉コース1回生が、はじめての施設実習に備えてレクリエーションの準備をしています。

 今回は、高齢者施設への実習なので、お年寄りの方に喜んでいただけそうな、また体を動かすきっかけになりそうなレクリエーションを、それぞれのグループが考えています。

 新聞紙を破ってくしゃくしゃにしたあと、ちゃんと元に戻る手品を披露するグループ、お年寄りがよく知っておられると思われる、水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」を歌いながら、一緒に体を動かすよう促すレクリエーションを考えるグループなど、それぞれに工夫をしているようです。

 今回は、自分たちが準備しているレクリエーションを、車椅子に座って”お年寄り役”になった2回生の先輩の前で披露するという授業。

 

 2回生たちからは、「声が小さいと思うよ」「振りはもっと大きくした方がわかりやすいかも」「まず最初にお天気の話などで『つかみ』をしてみたらどうやろう」「もっと自信をもって話した方が伝わりやすいよ!」など、この1年間に自分たちが実習で学んだことを参考にしながらアドバイスをしました。

 これまであまり経験したことがなかった「人前でのレクリエーション」を、先輩たちの前で披露するということもあってか、ガチガチに緊張している1回生もいましたが、”本番”の実習の前にいい経験ができたようでした。

 

入学支援課 (さ)