1ヶ月間に渡り、ビジネス情報コースで開講していた職場適性援助者(ジョブコーチ)養成講座が先日無事終了しました。

ジョブコーチとは、障がいのある人が何らかの仕事に就く際に、どういう困難を抱えているかを事業所に伝達したり、その仕事を行えるようになるために支援、援助することを主たる業務としています。これらの役割を果たすには、障がいのある人に対する理解とケアの方法の習得が必要で、今回、施設入所支援を行っている「じょぶライフだいせん」さんと、就労移行支援を行っている「地域生活総合支援センターきらら」さんのご協力を得て、ジョブコーチの養成講座を開講しました。

職務分析や利用者の課題分析、利用者と同行して実習事業所を訪問するなど、多岐に渡る講座を約1ヶ月かけてジョブコーチのプロの方から直接指導していただきました。

障害のあるの方の状態を理解、分析し、またその上で適切な説明や援助などの支援を行うことの技術的な難しさはもちろん、コミュニケーションが困難な利用者の方とどうやって心を通わせるかということなど、たくさんの学びを得ることができたようです。

このような専門的な技術と知識をもったジョブコーチは多く必要とされているにも拘らず、残念ながらまだまだ足りない状態で、本学の学生たちのような若い人材がもっともっと育っていくべきだとも言われています。

まだ未熟な彼らですが、今後、社会でジョブコーチとして活躍し、いずれは若い人材を育てる側に立ってくれることを期待しています。

 

入学支援課 (さ)

 

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