本学幼児教育科では、毎年GW明けに”新入生交流合宿”を行っています。今年は5月7日~8日に、岸和田市にある「大阪府立少年自然の家」で、1泊2日の合宿を開催しました。
1日目の午前中の活動は、クラス対抗のレクリエーション活動です。幼児体育の要素を取り入れたこのレクリエーション活動では、楽しい準備体操をはじめ、大縄跳びやホップサック、貨物列車などで大いに盛り上がり、仲間と交流しながらクラスの団結力が高まるような活動になりました。約1時間の活動でしたが、さわやかな汗をかいたのではないでしょうか。
1日目の午後から2日目の午前中にかけて、民話を題材にした大型絵本作りにクラスで協力して取り組みました。今回の絵本のテーマは、『さんまいのおふだ』です。大型絵本作りは、3つのグループに分かれて取り組みます。絵を描くグループ、絵本の内容を話す「語り」のグループ、内容に合わせて効果音などをつける音楽グループです。
絵を描くグループは、大きなダンボールに和紙を貼り付け、その上に、墨汁や絵の具を使って、民話の雰囲気が伝わるように注意しながら描いていきます。語りのグループは、絵本のそれぞれの登場人物の特徴が出るように工夫しながら練習していきます。音楽グループは、場面の雰囲気を音で表現するように、キーボードや特殊な楽器を使って試行錯誤していきます。
2日目の最後には、『さんまいのおふだ』の大型絵本の発表会をクラスごとに行いました。この合宿で、仲間と一緒にひとつのものに取り組むというという共同作業を通して新しい仲間をつくり、また保育者に必要な表現活動の重要性を学び、その技を高める取り組みを体験しました。
当日のその他の写真はPhotoAlbumのページでご覧下さい
幼児教育科 森