幼児教育科の選択授業、障害児・者コミュニケーション演習の様子を取材してきました。この授業では、聴覚障害について理解を深めるための学習と、聴覚障害者の言語である「手話」について学びます。この日は、5才のときに急に耳が聞こえなったという、大阪ろうあ会館登録ホームヘルパーの多田則子さんにお越しいただき、「聴覚障害者の生活・障害について」というテーマで手話で講演していただきました。学生たちは手話通訳の援助を受けながら、講師の方の手話をひとつでも読み取ろうと必死で見つめ、メモを取りながら、聴覚障害を持つ方が社会生活を送る上でのご苦労や困難について学びました。
入学支援課 (さ)